2025/05/20

医薬品包装用バンディングフィルムにカネカ生分解性バイオポリマー Green Planet®を採用

            

シオノギファーマ株式会社(本社:大阪府摂津市、代表取締役社長:井宗 康悦、以下「当社」)は、業界で初めて医療用医薬品のPTP包装やSP包装を結束するためのバンディングフィルムに、株式会社カネカ(本社:東京都港区、代表取締役社長:藤井 一彦、以下「カネカ」)が開発したカネカ生分解性バイオポリマー Green Planet®(以下、Green Planet)を採用しましたので、お知らせします。

 

Green Planetは、100%バイオマス由来の生分解性バイオポリマーで土壌中に加えて海水中でも容易に分解し、最終的に二酸化炭素と水に戻るため、ワンウェイプラスチック製品の流出等による海洋プラスチックごみを含む環境汚染問題の解決に貢献します。この新しいバンディングフィルムは、カネカが提供するGreen Planetのバイオ技術・加工技術と当社の医薬品製造における工業化技術を融合することによりできあがりました。まずは、PTP包装の結束用途としてSHIONOGIグループの一部製品において切り替えを進め、さらにSP包装などの結束用途へ展開します。また、同時に一部製品において個装箱用バンディングフィルムを廃止することで、医薬品二次包装における石油由来プラスチックの使用量を大幅に削減します。

 

SHIONOGIグループでは、基本方針ならびにSHIONOGIグループ コード・オブ・コンダクトのもと、取り組むべき重要課題(マテリアリティ)として「環境への配慮」を特定し、環境保護に貢献するための中長期的な行動目標を定めるとともに、その実現に向けた活動を推進しています。

 

当社は、シオノギファーマEHSポリシーにおいて掲げている、地球環境の保護および汚染の予防、ともに働くすべての人々と地域社会の安全衛生の確保に配慮し、安心できる職場づくりと持続可能で豊かな社会の実現に貢献することを目指して、今後もさらなるサステナブルな包装材料の開発・実装を推進してまいります。 

                                                                                                        

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以上

 

 

*:切り替えとなる対象品目は、医療関係者向け情報サイトにてお知らせします。

 

【株式会社カネカについて】

株式会社カネカは、素材、暮らし、医療、食といった幅広い分野でグローバルに事業を展開する総合化学メーカーです。

 

【シオノギファーマ株式会社について】

お客様から信頼される『技術開発型ものづくり企業』。シオノギファーマ株式会社は、人々の健康を守るために必要なもっともよい薬を提供します。