抗がん薬曝露調査事業譲渡のお知らせ

   シオノギファーマ株式会社（本社：大阪府摂津市、代表取締役社長 井宗 康悦、以下「当社」）は2025年5月1日に、当社の抗がん薬曝露調査事業を環境未来株式会社（本社：長野県松本市、代表取締役 佐倉 正晃、以下「環境未来」）に事業譲渡する契約を締結したことをお知らせいたします。 

   当社は「技術開発型ものづくり企業」として新たな製造法・製品をグローバルに提供することを目指し、生産受託サービス事業ならびに医薬品の製造販売事業を展開しています。当社の抗がん薬曝露調査事業は、旧シオノギ分析センター株式会社にて2012年から開始し、抗がん薬治療に携わる医療従事者への抗がん薬曝露対策のための環境モニタリングとしてお役立ていただいてまいりましたが、主力事業である医薬品製造に経営資源を集中させるため、当該事業の譲渡を行うことといたしました。

   抗がん薬曝露調査事業の譲渡先である環境未来は、水道水や飲料水の水質検査をはじめ、大気・水中・土壌などの検査・測定・分析の受託、これらのコンサルタント事業のほかに衛生検査所として臨床検査業務を行っている企業であり、分析業務に関する高い専門性並びに分析受託業務に関する豊富な経験を有しております。

【譲渡事業】抗がん薬曝露調査に関する事業

【事業譲渡契約締結日】2025年5月1日

【事業譲渡先（環境未来）での業務開始日】2025年7月1日

   2025年7月以降は、環境未来が抗がん薬曝露調査事業を開始し、質の高いサービスを継続して提供することで、医療に携わるより多くの方々に貢献してまいります。

以上

　＜参考＞

シオノギファーマ株式会社について

技術開発を軸に新たな価値を創出し、付加価値の高いヘルスケア製品・サービスを提供し続け、人々の健康維持、増進と社会の発展に貢献します。

ホームページ：https://www.shionogi-ph.co.jp/

環境未来株式会社について

環境未来株式会社は「目に見えないものを数値化し、自然・生活環境の今を伝えるプロフェッショナルとして、お客様の不安や疑問を安心と確信に変える」ことを社会の発展に貢献する事業とし、環境に関する調査・分析や衛生検査業務を展開しています。時代の変化や社会の要求に応え続け、「変化と挑戦」を胸に皆様に価値ある情報を提供します。