2024/10/01

バイオマスポリエチレンPTPシートの採用について

 

 

シオノギファーマ株式会社(本社:大阪府摂津市 代表取締役社長 加藤 晃、以下「当社」)は、医薬品の錠剤やカプセル剤等の包装で使用するPTPシートにおいて、SHIONOGIグループの一部製品に植物由来のバイオマスポリエチレンPTPシートの採用を開始しましたので、お知らせいたします。

 

通常のポリエチレンが石油を原料とするのに対して、バイオマスポリエチレンはサトウキビの製糖残渣を原料として製造されます。原料のサトウキビは成長段階でCO2を吸収するため、廃棄物として焼却される際のCO2排出量をゼロとみなすことができます(カーボンニュートラル)。

本PTPシートは、原料の25%にサトウキビ由来のバイオマスポリエチレンを使用しており、日本バイオプラスチック協会が定めるバイオマスプラ識別表示基準に適合しています。(対象製品にはバイオマスプラ・シンボルマークを表示しています)。

SHIONOGIグループでは、基本方針ならびに行動憲章のもと、取り組むべき重要課題(マテリアリティ)として「環境への配慮」を特定し、環境保護に貢献するための中長期的な行動目標を定めるとともに、その実現に向けた活動を推進しています。

当社は、シオノギファーマEHSポリシーにおいて掲げている、地球環境の保護および汚染の予防、ともに働くすべての人々と地域社会の安全衛生の確保に配慮し、安心できる職場づくりと持続可能で豊かな社会の実現に貢献することを目指して、今後もさらなるサステナブルな包装材料の開発・実装を推進してまいります。

組織変更_別紙_20240901

【バイオマスポリエチレンPTPシート写真】

 

 

 

 以上

 

 

 

【お問い合わせ】

シオノギファーマ株式会社ウェブサイト お問い合わせフォーム:https://cdmo.shionogi-ph.co.jp/inquiry.html