2024/02/16

シオノギファーマによるファーミラの吸収合併について

 

 

シオノギファーマ株式会社(本社:大阪府摂津市、代表取締役社長:加藤 晃、以下「シオノギファーマ」)は、シオノギファーマおよび6 社*によって設立された合弁会社であるPharmira 株式会社(本社:兵庫県尼崎市、代表取締役社長:西脇 正憲、以下「ファーミラ」)について、吸収合併することを決定しましたのでお知らせいたします。

*千代田化工建設株式会社、大成建設株式会社、藤本化学製品株式会社、株式会社竹中工務店、横河電機株式会社、長瀬産業株式会社

 

1. 吸収合併の目的

シオノギファーマは、「技術開発型ものづくり企業(CDMO*)」として新たな製造法・製品をグローバルに提供することを目指し、生産受託サービス事業ならびに医薬品の製造販売事業を展開しています。ファーミラは医薬品原薬・中間体の製造技術の変革を目指して、専門技術・機能を有する企業が集結し、革新的な新技術として連続生産技術を導入することにより、医薬品開発段階における製法開発期間の短縮、商用生産における省人化、省スペース化による効率化、高品質な医薬品の高度な品質保証体制の確立を目的に設立され、2022 年4 月より事業を開始しました。この度、事業開始時に想定していた環境が変化したことに対応するため、2024 年4 月1 日(予定)でシオノギファーマを存続会社、ファーミラを消滅会社とする吸収合併を実施いたします。なお、引き続き各種パートナー企業と連携を強め、積極的に技術開発・新規技術導入を行いながら、グローバルで注目の高まっている連続生産の技術開発スピードをさらに加速させることで、医薬品原薬製造の変革を目指します。

  *CDMO:Contract Development and Manufacturing Organization

 

 

2. 合併の当事会社の概要(2024 年1 月31 日現在)

  存続会社 消滅会社
商号 シオノギファーマ株式会社 Pharmira 株式会社
事業内容

医療用医薬品、治験薬、動物用医薬

品等の製造、販売、分析・試験、医

薬エンジニアリング

医療用医薬品原薬・中間体、治験原薬

等の開発製造受託(CDMO)

設立年月日 2018年10月1日 2021年11月25日
所在地 大阪府摂津市三島二丁目5番1号 兵庫県尼崎市杭瀬寺島2丁目1番3号
代表者 代表取締役社長 加藤 晃 代表取締役社長 西脇 正憲
資本金 9,000万円 8,500万円
株主構成 塩野義製薬:100.0%

シオノギファーマ:50.1%

千代田化工建設:17.0%

大成建設:15.9%

藤本化学製品:10.0%

竹中工務店:5.3%

横河電機:1.1%

長瀬産業:0.7%

 

 

3. 今後の見通し

本合併は、シオノギファーマの合弁会社の吸収合併であるため、シオノギファーマの完全親会社である塩野義製薬株式会社(本社:大阪市中央区、代表取締役会長兼社長 CEO:手代木 功)の連結業績及びシオノギファーマの業績に与える影響は軽微です。

以上

 

[お問合せ先]

シオノギファーマ株式会社

総合問い合わせ:https://cdmo.shionogi-ph.co.jp/inquiry/inquiry_2.html