シオノギファーマ株式会社(本社:大阪府摂津市、代表取締役社長:加藤 晃、以下「シオノギファーマ」)は、シオノギファーマおよび6 社*によって設立された合弁会社であるPharmira 株式会社(本社:兵庫県尼崎市、代表取締役社長:西脇 正憲、以下「ファーミラ」)について、吸収合併することを決定しましたのでお知らせいたします。
*千代田化工建設株式会社、大成建設株式会社、藤本化学製品株式会社、株式会社竹中工務店、横河電機株式会社、長瀬産業株式会社
1. 吸収合併の目的
シオノギファーマは、「技術開発型ものづくり企業(CDMO*)」として新たな製造法・製品をグローバルに提供することを目指し、生産受託サービス事業ならびに医薬品の製造販売事業を展開しています。ファーミラは医薬品原薬・中間体の製造技術の変革を目指して、専門技術・機能を有する企業が集結し、革新的な新技術として連続生産技術を導入することにより、医薬品開発段階における製法開発期間の短縮、商用生産における省人化、省スペース化による効率化、高品質な医薬品の高度な品質保証体制の確立を目的に設立され、2022 年4 月より事業を開始しました。この度、事業開始時に想定していた環境が変化したことに対応するため、2024 年4 月1 日(予定)でシオノギファーマを存続会社、ファーミラを消滅会社とする吸収合併を実施いたします。なお、引き続き各種パートナー企業と連携を強め、積極的に技術開発・新規技術導入を行いながら、グローバルで注目の高まっている連続生産の技術開発スピードをさらに加速させることで、医薬品原薬製造の変革を目指します。
*CDMO:Contract Development and Manufacturing Organization
2. 合併の当事会社の概要(2024 年1 月31 日現在)
存続会社 | 消滅会社 | |
商号 | シオノギファーマ株式会社 | Pharmira 株式会社 |
事業内容 | 医療用医薬品、治験薬、動物用医薬 品等の製造、販売、分析・試験、医 薬エンジニアリング |
医療用医薬品原薬・中間体、治験原薬 等の開発製造受託(CDMO) |
設立年月日 | 2018年10月1日 | 2021年11月25日 |
所在地 | 大阪府摂津市三島二丁目5番1号 | 兵庫県尼崎市杭瀬寺島2丁目1番3号 |
代表者 | 代表取締役社長 加藤 晃 | 代表取締役社長 西脇 正憲 |
資本金 | 9,000万円 | 8,500万円 |
株主構成 | 塩野義製薬:100.0% | シオノギファーマ:50.1% 千代田化工建設:17.0% 大成建設:15.9% 藤本化学製品:10.0% 竹中工務店:5.3% 横河電機:1.1% 長瀬産業:0.7% |
3. 今後の見通し
本合併は、シオノギファーマの合弁会社の吸収合併であるため、シオノギファーマの完全親会社である塩野義製薬株式会社(本社:大阪市中央区、代表取締役会長兼社長 CEO:手代木 功)の連結業績及びシオノギファーマの業績に与える影響は軽微です。
以上
[お問合せ先]
シオノギファーマ株式会社
総合問い合わせ:https://cdmo.shionogi-ph.co.jp/inquiry/inquiry_2.html