経営統合に向けた移行準備開始に関するお知らせ

　シオノギファーマ株式会社（本社：大阪府摂津市、代表取締役社長：久米 龍一：以下「シオノギファーマ」）は、2021年7月2日開催の取締役会において、2022年4月1日を目処に当社の完全子会社であるナガセ医薬品株式会社（本社：兵庫県伊丹市、代表取締役社長：赤坂 満、以下「ナガセ医薬品」）と経営統合に向けて準備を開始することを決定いたしましたので、お知らせいたします。

　なお、経営統合に伴う具体的な内容については、当社取締役会において関連する議案が承認されること、及び必要に応じて関係官公庁の許認可等が得られることを前提として、今後公表してまいります。

記

1. 経営統合の目的

　シオノギファーマは、「技術開発を軸に新たな価値を創出し、付加価値の高いヘルスケア製品・サービスを提供し続け、人々の健康維持、増進と社会の発展に貢献する」をミッションとして、医療用医薬品、治験薬等の製造、販売、分析・試験、医薬エンジニアリング事業を展開しております。また、自社製品の販売やシオノギグループ内での製造・サービス受託だけでなく、外部のお客様のニーズにワンストップでお応えできる、最も信頼されるCDMO（Contract Development and Manufacturing Organization）となることを目指しております。一方、ナガセ医薬品は、医療用医薬品、医療機器の開発・製造を手掛けており、自社製品に加えて、高薬理活性医薬品の注射製剤を中心に製造受託にも取り組んでいます。

　ナガセ医薬品との経営統合により、より高品質で迅速なフルレンジの製造受託及びソリューションの提供を実現し、お客様へのビジネス提供価値を更に向上させ、技術開発型ものづくり企業として益々の成長を目指します。また新たな企業基盤を構築することで、両社が独自に開発した技術、および長年の製造実績により培ってきた知識と経験、育んできた人財を活かして、両社の強みである高薬理活性対応の原薬・固形／注射製剤の製造技術による多様なモダリティの製造受託に加えて、原薬・製剤の連続生産技術開発による新たな医薬品製造のプラットフォームの実現に挑戦してまいります。

2. 今後の予定

　関係当局の許認可等を前提に2022年4月1日を目処に経営統合を行う方向で、速やかに統合計画などを策定いたします。今後、経営統合に伴う具体的な手法やスケジュールその他の詳細について検討・対応準備を進めてまいります。

[お問い合わせ先]

シオノギファーマ株式会社　経営企画部

TEL：06-6381-7402