2020/08/04

スプレードライ技術のご紹介

 医薬品の開発において、難溶性薬物の開発には困難がつきまといます。一般的に難溶性薬物は体内の吸収が低く、開発失敗リスク、製剤が高用量となるに伴い副作用が発現するリスクや製品単価上昇などが予測されます。シオノギファーマではこの問題のソリューションとしてスプレードライ技術のご提案が可能です。

 本技術は、溶媒に結晶性の原体・原薬を単独または添加剤と共に溶解し、スプレードライすることにより固体分散体を製し、溶解性を向上させることが可能です。シオノギファーマでは、有機溶媒が使用できる実験機(卓上機)・治験薬機(小型機)・商用機の3種の設備を保有しており、製剤開発の初期段階から商用生産まで一気通貫のシームレスなスケールアップを進められます。

図1 スプレードライ粉末の 電子顕微鏡写真
図1 スプレードライ粉末の 電子顕微鏡写真
図2 保有する設備(*kg/hrはスプレードライ粉末製造能力を指す)
図2  保有する設備(*kg/hrはスプレードライ粉末製造能力を指す)

工業化実験から商用生産

l  適度な大きさのスプレードライ設備を保有しておりますので、工業化実験から商用生産まで、原薬の使用量を低減させつつ、非常に短期間で製造法を確立することができます.

噴霧液量:40kg/hr

(原体ベース:約5kg/hr)

l  医薬用原薬・中間体および医薬品としての治験薬製造と商用製造のいずれにも対応.

GMPに準拠

クリーンルーム保有(クラス10万)

有機溶媒が使用可能.

図3.徳島工場C4棟外観
図3.徳島工場C4棟外観